自家焙煎珈琲
コーヒー豆は海外のコーヒー生産国からの輸入品です。
作ってくれる人と買い支える人がいて、はじめて美味しいコーヒーが飲めると考えています。
朝の目覚めや、仲間との語らいに、ホッと心を落ち着かせたいときなど、いまやコーヒーは、我々の日常に欠かせない飲み物となりつつあります。
経済優先の世の中において、もとめやすい価格につい惑わされがちですが、どんなに技術や化学が発展しても、昔から自然で美味しいものは人の手と時間をかけて作られます。
コーヒー豆作りは自然に添った農業なので、その年により出来が変わってきます。
リトルウイング珈琲の生豆は、契約農園より決まった量を適正な価格で購入し、その農園を買い支えています。
これにより農園は安定した経営ができ、良い豆作りに専念することができるといえます。
私たちが選ぶもの、同じ時を過ごす人々、それら毎日ひとつひとつ選んでいくことで心から豊かになっていき、そして作る人、飲む人が嬉しい世の中になっていければと想っています。
リトルウイング珈琲では店内に設置したフジローヤル5kg釜焙煎機で毎朝焙煎を行っています。
生豆の状態では香りはなく、焙煎することではじめて「あの香り」が豆の中に含まれ飲むことができます。
コーヒーの味の決め手は鮮度がすべてというわけではありませんが、焙煎からあまり日にちが経過しない方が香りは良いです。
・契約農家で心込めた生産
・昔ながらの火山灰土壌で完熟豆だけを手摘み
・機械を使わず天日乾燥(天日乾燥することにより甘い香りが増す)
・スペシャルティーコーヒー協会評価基準に基づき80点以上
・昼夜の寒暖の差が激しい1,200m~2,000mの高い標高地域で栽培されるため、実が引き締まり甘みが閉じ込められている
・強い太陽光線を嫌うコーヒーの性質を考慮し、大きな樹木を植え、その木陰で栽培
こうした、志の高い農園主たちが手間と時間と心を込めて作られた契約農園のコーヒー豆をリトルウイング珈琲にて自家焙煎しています。
スペシャルティーコーヒーの魅力のひとつとして挙げられるのが、フルーティな甘い酸です。(焙煎してから時間が経過したものとは異なった酸)コーヒー豆は果実の種、本来の果実がもつ酸が十分に感じられるほど、コーヒー本来の味わいなのです。
スペシャルティーコーヒーはそれぞれ土地の特徴がしっかりと表れていて、雑味のないクリアな味わいなので、冷めてもおいしく楽しめます。